CIAの洗脳実験

「CIA洗脳実験室」という
本を、ざざっと読みました。

冷戦時代の話なのですが、
ＣＩＡの息がかかったカナダの病院で
診察をうけた人が、
治療ではなく洗脳の実験台として、
ヒドイ事をされていたという実話です。
脳に電気ショックを何度も与えたり、
いろんな薬物を投与したり、
目隠しなどをして、からだの感覚を
一部封じた状態で、
「オマエはどうしようもない、クズだ！」
というような内容の音声を
何十万回も
ずーっとくり返し聞かせて、
ちゃんと聞かないようであれば、
さらに薬物で抵抗しないようにして
また延々と聞かせる。
というような内容の
実験がされていたそうで、
そんなことをされて、状態が悪化して
後遺症が残ってしまった被害者の、
息子さんによる糾弾の記録になっています。
うーむ、先日読んだ
イギリス特殊部隊の元兵士の人が
捕虜になって拷問を受けた話を
思い出しながら読んだのですが、
なにかと基本が一緒みたいです。
「他の人と隔離して」
「精神的＆肉体的に痛めつけて」
「新しいメッセージをふきこむ」
特殊部隊のおっちゃんは、
暴力に耐えて１週間ぐらい
自白をせずに頑張っていましたが、、
薬物を使われていたら、もっと手っ取り早く
喋っていたのかも？しれませんね。。。

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